愛和塾には飛田給・西調布・武蔵野台・白糸台周辺の小中学生が通っています。主に都立高校志望の非通塾者に向けて勉強法を記述しました。

高校入試点のアップ

 

はじめに

まずは、入試での目標とする点数を決める

都立高校の入試では5教科の総合点で合格点をとることが目標になります。受験する高校の総合点から自分の内申点(換算内申)を引いた点が、当日の入試で合計何点とれば良いのか(これが入試での目標とする点数となります。)が分かります。人によって得意とする科目はまちまちでしょう。そこで目標とする点数を各教科に配分することにより、それぞれの教科での入試目標点を決めていくことになります。

全ての教科で100点を目指す勉強をすることはない

100点を目標とする勉強の仕方と80点を目標とする勉強の仕方では自ずとその方法は違ってきます。得意な科目では高得点を目標にし、その代わりに不得意科目では60点くらいで良いとすれば、それなりの勉強法があるはずです。もちろんそんなに簡単に予定通りの点数がとれるようになる訳ではありません。ただ、全ての教科で100点を目指す勉強をすることはないと言うことです。あまり得意でない教科については、難しい問題はできなくても確実にとれる問題で点数を確実に稼ぐという勉強に徹するべきなのです。

目標とする点数にプラス10点の気持ちを持って

60点を目標にした場合に、60点を取ろうとしたのでは目標を達成することは難しいでしょう。目標とする点数にプラス10点の気持ちを持って常に勉強することが必要になります。

模擬試験は自分の弱点を見つけるためにある

模試を受けて成績が返却されてきたときに一番気にするのはやはり志望校の合格可能性(安全圏・合格圏・努力圏)でしょう。これは受験生の人情として以下仕方のないことかもしれません。しかし実は模擬試験でいくら良い成績をとったとしても何の意味もないのです。その結果に一喜一憂するのではなく、むしろ現時点での自分の弱点が分かるのはラッキーだと考えるべきでしょう。弱点補強を考えていく良い目安とするのです。

模擬試験の(解答)解説書は、最良の参考書です

模試を受けるもう一つの意義は、付属して付いてくる、問題への解説です。高校入試は中学3年間に勉強した全ての範囲が試験範囲なのですから5教科の3年間分の勉強を限られた時間内に参考書で勉強し直すことなどできようはずもありません。しかし模擬試験では入試に出そうな問題が出題されています。そしてそれを過不足なく解説してくれているのが模擬試験の解説です。ですから言うなればも模擬試験の解説は入試に狙われそうな部分だけを抜粋して解説してくれている最良の参考書と言えるのです。

過去10年間の入試問題で傾向をつかもう

過去の問題を解くときにも「何点をとれたとか?」いうことにあまりにもこだわり過ぎるのはかえって逆効果とも言えます。あくまでも問題の傾向をつかむことが第一の目的です。それも傾向を覚える必要はありません。身体で感じ取れるようになることが肝心なのです。問題集の問題を解いていても「これは都立の問題に似ている。」と言った感覚が持てるようになると、普段の勉強も全てが都立高校の入試に向けた勉強へと向かっていくことがて゛きるようになるのです。それには最低でも6年間できれば10年間くらいの問題を徹底して繰り返し解いてみるとおのずと身体に浸み込んでくるのです。

受験までのプログラムをしっかり考えて

一つのことを成し遂げるにはしっかりとした戦略を立てることが必要です。限られた期間内に成果を上げなければならないのですから、計画性を持って日々の勉強を進めていくことは大切なことです。その意味で、しっかりとした『受験プログラム』をつくりその上立って日々の勉強に取り組むことで精神的にも不安を感じずに受験生としての生活を有意義に過ごしていくことが出来るようになるのです。
詳しい『受験プログラム』の立て方は、『受験プログラム』のページを参照してください。

 

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